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Sending WooCommerce Orders to a Courier via WhatsApp — No API Required

バングラデシュの小規模な EC 事業者の多くは、専用の物流プラットフォームではなく、共有の WhatsApp グループで配送業者と連絡を取っています。無料で、誰もがすでにインストールしていて、配送業者の手配担当もそのチャットを見ているからです。足りなかったのは、WooCommerce とそのグループをつなぐことでした。

直接連携が選択肢にならなかった理由

WhatsApp には、既存の任意のグループチャットに投稿するための公開 API がありません。プログラムから WhatsApp メッセージを送る唯一の公式な方法は WhatsApp Business Platform で、登録済みのビジネス用電話番号、Meta のアプリ審査、承認済みのメッセージテンプレート、会話ごとの継続的な費用が必要です。小さなショップにとって、本質的には「この住所をチャットに貼り付ける」だけの作業に、これだけの準備は釣り合いません。

WhatsApp 自身の共有機能を使う

WhatsApp の wa.me エンドポイントは、公開・文書化されたパラメータ ?text= に対応しています。電話番号を付けずに開くと、そのテキストが入力欄に入った状態で WhatsApp(PC またはスマートフォン)が起動し、グループを含む任意のチャットを送信先として選べます。

WooCommerce の注文プレビュー画面に緑色の Send to Courier ボタンを追加しました。クリックすると、注文から直接取得した顧客名、電話番号、住所で整ったテキストメッセージを作成し、この共有機能を通じて WhatsApp で開きます。スタッフは自分のチャット一覧から配送業者のグループを選び、送信するだけです。

この方法の良いところ

  • API キーも、Meta Business の認証も、メッセージごとの費用も不要です。
  • サードパーティのラッパーではなく WhatsApp 自身のネイティブな共有機能を使うため、WhatsApp Web(PC)でもスマートフォンアプリでも同じように動きます。
  • メッセージの内容は注文データからサーバー側で生成されるため、手で打ち直す必要がなく、書き写しのミスが配送業者に届く心配もありません。

トレードオフははっきりしています。人の操作なしにグループへ自動投稿することはできず、送信先の選択と送信ボタンのタップはスタッフが行います。1 つの決まったグループへ完全自動で送りたいショップにとっては、この時点で有料の Business API が本当に価値を持ちます。それ以外の人にとっては、設定ゼロで 90% の価値が得られます。

ポイントのまとめ

  • すべての連携に API が必要なわけではありません。プラットフォーム自身の共有機能やディープリンクは、見過ごされがちです。
  • 「送信先を選ぶ」ステップは、手作業での打ち直しを完全に置き換えるなら手間ではなく、インフラ費用ゼロと引き換えの妥当なトレードオフです。
  • 実際の注文データからサーバー側でメッセージを作成することで、配送業者側のミスの本当の原因である住所の打ち間違いをなくせます。

関連記事:配送業者の取引 ID 列を追加する、WooCommerce で出荷工程を管理する。

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